3分でわかる!決算書をわかりやすく解説します

「決算書」について、本を出版している著者がわかりやすく解説

ビジネスで「決算書が重要である」とよく聞くけど、
そもそも決算書って、何なの?という素朴な疑問はありませんか?

この記事で解決できる悩み

  • ざっくり決算書の基本がわかります
  • ざっくり貸借対照表の基本がわかります
  • ざっくり損益計算書の基本がわかります
  • ざっくりキャッシュフロー計算書の基本がかわります

著者

伊達敦が、決算書をわかりやすく解説します。
・商社勤務20年の実務家です
・出版した決算書関連のビジネス書は、海外でも翻訳されています
主な著書「まだ若手社員といわれているうちに知っておきたい会社の数字」
 講談社刊
・中小企業研修協会&中小企業コンサルティング事務所代表



それでは、決算書の基本をわかりやすく解説していきます。

決算書とは、会社の「通信簿」です。

学生は、学期ごとに勉強の成果を『通信簿』で知ることができます。
数学の点数が悪かった。
あるいは、国語の点数が良かった、というように自分の苦手科目や得意科目がわかります。
悪かった科目は、重点的に勉強しなければなりません。
点数が良かった科目は、さらに努力し伸ばしてゆけばよいでしょう。

学生は、成績表である「通信簿」を参考にしてこれからの勉強方法を考えることができます。
会社もまったく同じことが言えます。
つまり、会社の経営成績となる「通信簿」を常に知っておくことが大切です。

会社の「通信簿」が「決算書」です。

 

決算書は、大きく3種類あります。

決算書は「貸借対照表」「損益計算書」
そして「キャッシュフロー計算書」の3つあります。

貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の3つの決算書は「財務三表」といわれます。
それぞれが、個々に独立しているわけではなく、相互に深く関わりあっています。


ところで、どんな会社でも、経営に欠かせない3つの要素があります。
具体的には、以下の3つです。

①モノ
②人
③カネ

 

会社の経営は、モノ(財産)、人(営業)、カネ(資金)が、バラバラに存在するものではありません。
同時にうまく動き出すことで、事業が成り立っています。

 

これら三つの要素がわかるのが
「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つ決算書です。


それぞれを個別にみていきましょう。

貸借対照表とは何か

まず、「モノ」です。
これは「会社の財産」のことです。
会社は財産がなければ、そもそも事業を行うことができません。
さらにある程度の財産がなければ、取引先からの信用を得ることができません。


会社の財産を知ることができるのが「貸借対照表」です。



貸借対照表を知ることで、現在の会社の財産について、何がどれくらいあるのか
がわかります。

【貸借対照表】についてもっと詳しく知りたい人のために、わかりやすい解説をした記事をご用意しました。

こちらをご参照ください。
参考記事

貸借対照表とは何か

さらに参考記事として【貸借対照表のサンプルとしくみ】もあります。

損益計算書とは何か

つぎに「人」です。
どんなにすばらしい商品やアイディアがあっても、それを多くの人に知ってもらわなければ 売れません。
この知ってもらうための人の動きが営業です。
そして、営業によって、どれくらい商品が売れたのか?
また、販売費用はどれくらい かかったのか?


これらの会社の営業成績を知ることができるのが「損益計算書」です。

 

【損益計算書】についてもっと詳しく知りたい人のために、わかりやすい解説をした記事をご用意しました。

こちらをご参照ください。
参考記事

損益計算書とは何か

さらに参考記事として【損益計算書のサンプルとしくみ】もあります。

最後に「カネ」です。
お金がなければ、商品を仕入れることも社員へのお給料も支払うことができません。
そういう意味で、お金は、会社の「生命線」といえるでしょう。

キャッシュフロー計算書とは何か


会社の「カネ」がどこから入り、何に使ったのか、を知ることができるのが
「キャッシュフロー計算書」です。

【キャッシュフロー計算書】についてもっと詳しく知りたい人のために、わかりやすい解説をした記事をご用意しました。

こちらをご参照ください。
参考記事

キャッシュフロー計算書(省略表示C/F)とは何か

「決算書」のまとめです!

  • 決算書とは、会社の「通信簿」です。
    つまり、会社の財産や営業成績が、決算書からわかります。
  • 決算書は、大きく3つあります。
    貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書です。

【ちょっとした豆知識】

決算時期には期間によって、様々な種類があります。
ここでは、代表的な2つの決算時期の種類を豆知識として紹介します。

 

・本決算

 本決算は株主総会における会社の成果報告など、1事業年度の決算をまとめたものです。
1事業年度は、1年間です。
多くの企業が41日から331日を1事業年度としています。

・中間決算

 事業年度が半年を経過したときに作成される決算です。
事業年度の中間地点での経営状況を把握することができます。
また、納める税金についてもあらかじめ予測できるので、資金繰り等の戦略が立てやすくなります。
つまり、本決算の作業負担軽減にもつながります。