3分でわかる!貸借対照表の資産をわかりやすく解説!

決算書である貸借対照表の資産について、
商社勤務の実務家がわかりやすく解説します。

資産は、会社の財産のことです。資産は、貸借対照表に記載されます。
誰もが、自分の財産と照らし合わせて、資産をイメージしやすいと思います。
でも、具体的に説明できるでしょうか?
この記事では、初心者でも会社の「資産」が、よくわかるようにやさしく解説していきます。

この記事でわかること

  • 資産の基本がわかります
  • 資産は3つに区分されます
  • 資産のおもな勘定科目がわかります

 貸借対照表に記載される資産は、大きく3つに区分されます。
 流動資産、固定資産、繰延資産の3つです。
 実務として、知っておきたいのは、流動資産と固定資産の2つになります。
 それでは貸借対照表の「資産」について、学んでいきましょう。

 

資産とは、会社の財産です。

 

私たちが持つ財産といえば、まず家やマンションなどがあります。
それからマイカーや定期貯金、さらには、株券などでしょう。
会社の財産の場合も全く同じです。自社ビルや土地。社用車や定期預金、そして株券などの有価証券。これらが、貸借対照表に資産としてあらわされます。

資産は、流動資産、固定資産、繰延資産の3つに分類することができます。
具体的にみていきましょう。

それぞれが、資産という文字のまえに「○○資産」というように漢字2文字がついていることに 気づくと思います。
この漢字2文字にポイントをおくと資産の中身が、わかりやすくなります。

資産は、その内容から3つに分類されます

資産 流動資産
固定資産
繰延資産

流動資産とは何か

まず「流動資産」(りゅうどう)です。

これは、『流(なが)れ動く』資産ということです。
流れ動くとは、増えたり減ったりの変動が大きいということです。
つまり、流動資産とは、変動の大きい財産というわけです。
流動資産は、以下のようなものになります。

  • 現金
  • 預金
  • 受取手形
  • 売掛金
  • 有価証券
  • 棚卸資産など。

固定資産とは何か

つぎに「固定資産」(こてい)です。

これは、固定された資産ということです。
もっとも簡単にいえば、しっかり安定している「財産」というわけです。
固定資産は、以下のような中身になります。

  • 土地
  • 建物
  • 車両運搬具
  • 投資有価証券など。

繰延資産とは何か

最後に繰延資産(くりのべ)です。

これは、繰り延べられた資産という意味です。
ちょっと、ややこしいのですが、本来は「費用」です。
しかし、「資産」として繰り延べる「財産」と考えて下さい。


ここでの深入りは、禁物です。
簡単に会計学上、繰延資産は、多額な費用を特別に資産として考えるもの、
と考えて下さい。


繰延資産には、

  • 創立費
  • 開業費
  • 開発費など

 

貸借対照表の資産の記事のまとめ

  • 資産とは、会社の財産です。
  • 資産は、流動資産、固定資産、繰延資産の3つに分けられます。

 

資産のおもな勘定科目を整理すると以下のようになります。

項目 内容
流動資産 現金・預金・受取手形・売掛金・有価証券・棚卸資産
固定資産 土地・建物・車両運搬具・投資有価証券
繰延資産 創立費・開業費・開発費

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