3分でわかる!貸借対照表の流動性配列法を解説します!

貸借対照表の流動性配列法について、
商社勤務の実務家がやさしく解説します。

貸借対照表の表示方法には、さまざまなルールがあります。
この記事では、表示方法の一つである流動性配列法と固定性配列法について解説します。


この記事では、初心者でも「流動性配列法と固定性配列法」が、よくわかるようにやさしく解説していきます。

この記事でわかること

  • 流動性配列法の基本がわかります
  • 固定性配列法の基本がわかります

資産は、大きく3つに区分されます。流動資産、固定資産、純資産3つです。
このうち、流動資産を先に記載すべきか?固定資産を先に記載すべきか?
この点を解決するのが、流動性配列法と固定性配列法です。
 

それでは、流動性配列法と固定性配列法について解説していきます。

流動性配列法とは何か

流動性配列法とは、貸借対照表に資産及び負債の記載する順番の方法です。
具体的に説明しますと流動性配列法は、資産を現金化しやすい順番から記載する配列方法です。
そして、負債においては、返済すべき期間の短い順番から記載する配列方法です。

貸借対照表のつくりは、ふつう、流動性配列法で記載されます。

固定性配列法とは何か

電力会社やガス会社においては「固定性配列法」で、作成されているケースがあります。
これは、固定資産や固定負債を流動資産や流動負債より先に並べる方法です。

  • 流動性配列法と固定性配列法の図解

流動性配列法と固定性配列法のまとめ

  • 流動性配列法とは、資産を現金化しやすい順番から記載する配列方法です
  • 固定性配列法とは、固定資産や固定負債を流動資産や流動負債より先に並べる方法です。

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