3分でわかる!損益計算書の5つの利益をやさしく解説します!
損益計算書の5つの利益について、
商社勤務の実務家がやさしく解説します。
会社の利益は、1つではありません。
損益計算書をはじめて学ぶ人にとっては、意外に感じるかもしれません。
しかし、ビジネスでは、これは常識です。
この記事では、初心者でも損益計算書の5つの利益が、よくわかるようにやさしく解説していきます。
この記事でわかること
- 損益計算書の5つの利益がわかります。
- 売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益の意味がざっくりわかります。
初心者の方が、損益計算書を学ぶときに戸惑うのが、
損益計算書に記載される利益が、5つもあることです。
最終的な利益は、一つだけですが、その過程に5つの利益が存在すると考えてください。
それでは、損益計算書の5つの利益について解説していきます。
損益計算書の5つの利益とは?会社の利益は1つではない!
利益とは、会社が稼いだお金です。
少し、ややこしいのですが、損益計算書に記載される利益は、一つだけではありません。
はじめて、決算書を学ぶ人が、驚きと違和感を持つ大きなポイントの一つではないでしょうか。
損益計算書には、利益が5つもあるのです。
すこし、ややこしいのですが、最終的な利益は、あくまでも一つなのです。
しかし、最終的な利益にたどり着く前に、特徴ある利益ごとに区分するのです。
この区分された利益を見ることで、会社の営業成績が詳細にわかるというわけです。
たとえていうならば、大阪始発、東京終着の新幹線に乗車したイメージを持ちましょう。
最終的な終着駅は、東京です。
しかし、途中駅には、京都・名古屋・浜松・横浜とそれぞれの特徴ある駅があります。
特徴あるこれらの各駅を知ることで、東京までの乗車がより有意義に味わい深くなるはずです。
損益計算書には、5つの利益がある
損益計算書の5つの利益とは、以下の5つです。
損益計算書のつくりにしたがって、ざっくりと順番に説明します。
- 売上総利益
「売上総利益」は、会社のもっとも基本となる利益です。 - 営業利益
「営業利益」は、会社の本業で儲けた利益です。 - 経常利益
「経常利益」とは、会社の副業で稼いだ利益になります。 - 税引前当期純利益
「税引前当期純利益」は、税金を納める前の利益になります。 - 当期純利益
「当期純利益」は、会社が最終的に稼いだ利益ということになります。
【5つの利益】についてもっと詳しく知りたい人のために、わかりやすい解説をした記事をご用意しました。
こちらをご参照ください。
参考記事
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損益計算書の5つの利益のまとめ
- 損益計算書には、5つの利益がある。会社の利益は、1つではない
- 売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益の5つの利益がある